四国情報管理センター株式会社は、2023年10月2日より高知県の中土佐町にて開始した「公共交通マイナンバーカード活用実証事業」に、システム構築事業者として参加しています。
「公共交通マイナンバーカード活用実証事業」は、中土佐町の65歳以上の高齢者、障がい者などの移動が困難な住民がバスを利用する際に、マイナンバーカードを車載のカードリーダーにかざすだけで乗り降りできるというものです。
これまでは乗車する際に、利用者証を提示した上で乗車地、降車地、利用日付を手書きして、運転手に提出する必要がありました。今回の実証事業では、マイナンバーカードを活用することにより、紙への記入を省けるため利用者の利便性が高まるほか、集計やチェック作業のコストを減らせるため町役場の職員や運行を委託されている民間業者の業務効率化も期待されています。
当社は本事業を実現するためのシステム構築を担っており、以下の企画・設計・開発を行いました。
本事業は、高知県と中土佐町とともに国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用し、2024年3月末まで実証実験を実施する予定です。今後は本格運用を想定したシステムの品質向上に努めてまいります。