四国情報管理センター株式会社

地方公共団体や民間企業の業務システム開発を専門とする四国情報管理センター株式会社（代表取締役社長・中城一、本社・高知県高知市一ツ橋町1-36）は、総合行政ネットワーク『Local Government Wide Area Network』（以下LGWAN）を利用して総合行政情報システムのクラウドサービスを提供開始致します。

弊社は、これまでに地方公共団体様へ住民記録・税務・福祉などの基幹業務システムと、健康管理や財務会計などの自社パッケージシステムを複合的に組み合わせて、総合行政情報システムとして提供してまいりましたが、このたび総合行政ネットワーク『LGWAN』におけるASP事業者（ASPコード：A801217）として認定を受け、これらを『LGWAN-ASP』方式によりクラウドサービスとして展開してまいります。

総合行政ネットワーク『LGWAN』は、地方公共団体情報システム機構（J-LIS）様が運営する行政専用の広域ネットワークで、全ての地方公共団体様の組織内ネットワークが相互に接続されています。この行政機関のみが利用できる非常にセキュアなネットワークを介して、登録事業者が地方公共団体様に行政事務を支援するアプリケーション及びコンテンツを提供する方式が『LGWAN-ASP』です。

昨今、地方公共団体様においては、行政サービスの向上や職員負担を軽減させる上で情報システムの活用は避けられない一方、情報漏洩の回避や災害時の対策、法改正の対応など構築・運用にかかるリスクやコストが課題となっており、自治体間におけるIT活用格差の広がりにもつながっています。そこで、総務省はこれらの問題の打開策として、各自治体に向けて近年様々な分野で活用されているクラウドサービスの導入を推進しています。

こうした動向を踏まえ、弊社の堅牢なデータセンターから『LGWAN-ASP』方式でクラウドサービスを提供することは、信頼性の高い施設とネットワークを通じてサービスの安全性を確保するだけでなく、既に整備・運用されている設備や回線を有効活用することで重複投資を抑制することが可能となります。

本サービスは、2014 年12 月より徳島県つるぎ町様への導入を初めとして、順次展開していく予定です。四国情報管理センター株式会社は、これからも地方公共団体様のIT 化を支援し、さらなる事業展開を目指してまいります。

LGWAN-ASP方式による総合行政情報システムのクラウドサービスを開始

以上